直近の業績
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決算概況
(単位 : 百万円)
2022/3 |
2023/3 |
前期比 増減 |
前期比 増減率 |
|
売上高 | 19,230 |
17,754 |
-1,476 |
-7.7 |
営業利益 | 1,850 |
1,951 |
101 |
5.4 |
経常利益 | 1,805 |
1,925 |
120 |
6.6 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 1,625 |
1,820 |
195 |
12.0 |
当社グループは、更なる成長に向けて経営基盤強化と成長戦略を推進してまいりました。
センシングソリューションでは、工場や施設での人による巡回点検に代わり、設備の異常発熱や温度上昇の予兆を検知し、警報発報や異常箇所を特定し通知することで、事故や故障を未然に防止する遠隔監視用赤外線サーモグラフィを開発し、発売しました。
接合機器では、EV車市場の急速な拡大に伴い、需要が大きく伸長している大型車載モータのコイルと端子の接合において、品質向上及び生産性向上のため、はんだレスで直接接合するヒュージング接合に最適な大電流通電・高精度制御による溶接を可能とする高信頼性インバータ式抵抗溶接機を開発し、発売しました。また、電子機器製品の受注拡大を目指し、タイ(バンコク)での駐在員事務所の開所、並びに当社電子機器製品をお客様に「見て」「触って」「経験」いただけるソリューションセンターを開設しました。ソリューションセンターでは、アプリケーションと製品を展示し、お客様の持ち込みサンプルの実験も可能なショールームに加え、電子機器製品の特長や技術等をご説明するセミナールーム、海外とのオンライン商談や遠隔プレゼンテーション・技術支援などを実施するウェビナールームを備え、お客様の困りごとに対する当社のソリューションを具体的に体感し、よりリアルな導入イメージを持っていただける場所としております。
情報システムでは、受注残高を積み上げながら、生産平準化や収益性の向上に努めるとともに、防衛関連予算の動きを注視しながら、既存事業の領域拡大及び次期防衛装備品事業など将来案件の提案活動を進めました。
また、全社活動としましては、生産設計力の強化と継続的な改善に向けたプロセス構築、3現主義監査による品質管理強化を推進し、原価低減及びものつくり力の向上に努めてまいりました。
以上の結果、当期における当社グループの連結業績は、売上高は177億54百万円(前期比7.7%減)、営業利益は19億51百万円(前期比1億0百万円増)、経常利益は19億25百万円(前期比1億19百万円増)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億20百万円(前期比1億95百万円増)とそれぞれ増益となりました。
なお、営業利益率、経常利益、経常利益率及び親会社株主に帰属する当期純利益率は、上場来最高値を更新しております。
詳しくは決算短信をご覧ください。