1. 高画質・多目的赤外線サーモグラフィ装置 InfReC R300SR シリーズの発売

ニュースリリース

2012年11月15日


世界初!(※1)「複数枚超解像処理」機能内蔵

高画質・多目的赤外線サーモグラフィ装置
InfReC R300SR シリーズの発売

〜 検出器の4倍の画素数で測定可能に 〜

  • 1:2012年11月14日現在。当社調べ。

高画質・多目的赤外線サーモグラフィ装置 InfReC R300SR シリーズ

 日本アビオニクス株式会社(本社:東京都品川区、社長:秋津 勝彦)は、NEC中央研究所が開発した最新の画像処理技術「複数枚超解像処理」(下記PDF参照)を実現する機能を世界で初めてカメラ内部に搭載した、高画質・多目的赤外線サーモグラフィ装置【InfReC R300SRシリーズ】を本日から発売いたします。

 本製品は、複数枚の画像情報を用いてソフトウェア処理することにより画素数を検出器の4倍に向上させ、熱画像の空間分解能を高めることができます。特に、研究開発用途や設備の損傷箇所を温度差で検出するアプリケーションにおいて、「高画質なサーモグラフィ装置をより安価に」というお客様のニーズを実現しました。

 現在、日本では高度経済成長期時代に建造されたインフラや工場設備の劣化・老朽化が急速に進行しており、これに対する維持管理や安全性の確保が大きな課題となっています。これに伴い、構造物の非破壊検査や設備の保守・保全分野において、赤外線サーモグラフィ装置の市場が急速に拡大しています。特に、建築基準法第12条改正に伴う建築物外壁の剥離調査や、発変電設備・送電線などの電気設備の診断では、「現場で損傷箇所を詳細に確認するため、より高画質な装置を導入したい」という要望が高まっています。しかしながら、高画素なセンサを搭載した装置ほど高額になるため、導入への障壁となっておりました。
 このたび、当社は「高画質なサーモグラフィ装置をより安価に」というユーザのご要望にお応えするため、クラス最高水準の高感度・高画質ながら低価格で大変ご好評を頂きました「InfReC R300」に複数枚超解像処理技術を搭載させたモデル【InfReC R300SRシリーズ】を開発しました。

外観イメージ

外観イメージ:正面

外観イメージ:横

ラインナップ・価格

モデル名 特長 希望小売価格 納入開始
R300SR スタンダードモデル 1,780,000円 2012年12月中旬
R300SR-H 高温レンジ搭載モデル 1,980,000円
R300SR-S 高温度分解能モデル 1,480,000円
R300SR-SS 構造物診断用モデル 1,640,000円

目標販売台数は、年間800台です。

新製品【R300SRシリーズ】の新機能とR300からの改善点

1)超解像撮影モードにより、熱画像の画素数を4倍に向上、空間分解能を約1.5倍に向上

  • 通常の記録モード :320x240画素  空間分解能:1.2mrad
  • 超解像モード    :640x480画素  空間分解能:0.8mrad相当

2)添付のPCソフトウェアにより、さらに鮮明な超解像処理が可能

 添付の解析ソフトウェア『InfReCアナライザ NS9500』には、画像の輪郭をさらに鮮明にする超解像処理機能を搭載しました。エッジ効果を高めることにより、クラックなどの微細な温度差をより鮮明に見せることができます。

3)熱画像パノラマ撮影モードの自動合成精度の強化

 超解像技術を応用し、連続撮影した6画像から特徴点を抽出し、高精度なパノラマ合成を実現しました。(横方向約70°相当 縦方向m約53°相当)

熱画像パノラマ撮影モードの自動合成制度の強化

4)デジタルズーム時のスクロール機能を追加(スクロールインジケータ採用)

  • 超解像撮影データ、パノラマ撮影データも最大4倍までの連続ズーム表示が可能です。
  • 任意の箇所をスクロールインジケータで確認しながら拡大できます。

5)温度範囲と温度分解能で選べる3種類のモデル

 この【InfReC R300SRシリーズ】では、必要な測定温度範囲と温度分解能に応じて選べる3種類のモデルをご用意しました。

  • R300SR:
    さまざまなアプリケーションに対応可能なスタンダードモデル。
    温度分解能 0.03℃ /測定温度範囲 -40〜+500℃
  • R300SR-H:
    上限2000℃までの高温計測を可能な高温測定モデル。炉や高温素材の測定などに最適。
    温度分解能0.03℃ /測定温度範囲-40〜+2000℃
  • R300SR-S:
    クラス最高水準の温度分解能を実現した高温度分解能モデル。
    構造物診断や生体の測定など温度差が微小となる用途に最適。
    特に構造物診断用途においては、現場での診断作業をサポートする「構造物診断支援ツール」をセットにした構造物診断用モデル「R300SR-SS」をご用意しました。
    温度分解能0.025℃/測定温度範囲-40〜+120℃
  • R300SR/R300SR-S/R300SR-Hの発売により、R300/R300Sの販売を中止いたします。
    R300Zは従来通り、販売を継続いたします。

6)オプションレンズの低価格化

さまざまなシーンでR300SRシリーズをご活用いただけるよう、従来は高額だったオプションレンズの価格を大幅に低減しました。

  • 2倍望遠レンズ       新価格:28万円(従来価格:120万円)
  • 2倍視野拡大レンズ    新価格:25万円(従来価格: 86万円)
  • 近接拡大レンズ(72μm) 新価格:28万円(従来価格: 86万円(75μm))

本件に関するお問い合わせ先

赤外・計測事業部 営業部営業推進グループ 木村、遠藤
〒141-0031 東京都品川区西五反田8-1-5 五反田光和ビル
TEL:03-5436-1371
E-mail: sitemaster@ml.avio.co.jp

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