パルスヒートユニットの基本構成と役割

パルスヒートユニットは電子部品などをはんだ付けしたり、樹脂部品を溶着する装置です。接合物を押えて圧力を加えるためのリフロヘッドと、電気を流すためのパルスヒート電源で構成されます。

パルスヒートユニットの基本構成と役割

図:基本構成と役割
  • パルスヒート電源:ヒータチップ・ヒータツールに電気を流します。
  • リフロヘッド:接合物を押さえ込み圧力を加えます。ばねで加圧力を調整します。
  • ヒータチップ・ヒータツール:抵抗発熱する部分です。面積が比較的狭いものをヒータチップ、広いものをヒータツールと呼びます。

※ その他、加圧力を測定する各種モニタがあります。

パルスヒート電源

接合物の材質や形状及び求められる接合品質に応じて、適切な通電容量を持つ電源を選択します。

標準タイプ

リフロヘッド

接合物に応じた加圧力を持ち、使用するヒータチップ/ヒータツールに合ったヘッドを選択します。

ヒータチップタイプ
ヒータチップタイプ
ヒータツールタイプ
ヒータツールタイプ

ヒータチップ/ヒータツール

接合物に合わせて大きさ、形状を選択します。専用に加工することもあります。
材質は、はんだが付着せず、かつ抵抗値が高く発熱し易い素材が使われます。

ヒータチップ
ヒータチップ
ヒータツール
ヒータツール

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