ニュースリリース
2020年8月18日
日本アビオニクス株式会社
NEDOの公募による
“ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト”
採択に関するお知らせ
当社は、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の公募による「ロボット・ドローンが活躍する省エネルギー社会の実現プロジェクト」研究開発項目「②無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発」に採択されました。
採択された研究開発項目と内容
無人航空機の運航管理システム及び衝突回避技術の開発
- 無人航空機の運航管理システムの開発
- 単独長距離飛行を実現する運行管理機能の開発(離島対応)【委託事業】
準天頂衛星システムの補強信号を含むマルチGNSS(Global Navigation Satellite System:全球測位衛星システム)により取得した高精度な位置情報により無人航空機の自律制御について開発します。
また、安全かつ信頼性の高い目視外での自律飛行を実現するために、「無人航空機の衝突回避技術の開発」で開発し小型化された各種センサーを統合し、飛行試験によってその有効性を評価します。
- 単独長距離飛行を実現する運行管理機能の開発(離島対応)【委託事業】
- 無人航空機の衝突回避技術の開発
- 衝突回避システムの小型化・低消費電力化【助成事業】
2017年度から2019年度に、光学カメラ、LiDAR、レーダーなどの各 種センサーを用いて無人航空機自らが最適な飛行経路を生成し、衝突回避する技術の研究開発を行いました。今年度からはこれらの各種センサーの小型化、軽量化、低消費電力化を行い、これらを活用して衝突を回避する技術を開発します。
- 衝突回避システムの小型化・低消費電力化【助成事業】
期間
2020年度~2021年度までの2年間(予定)
実施予定先
- 株式会社SUBARU
- 日本無線株式会社
- 日本アビオニクス株式会社
- 株式会社自律制御システム研究所
- マゼランシステムズジャパン株式会社
詳細につきましては、2020年8月7日の国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構のプレスリリースをご参照下さい。
URL:https://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_101343.html
(参考)2019年の関連リリース
- 2019.12.25
- 2019.07.25
無人航空機が緊急時でも自律的に危険を回避できる技術を実証
― 故障や悪天候などの緊急事態に対応 ―
https://www.avio.co.jp/news/pdf/191225.pdf
世界初、相対速度100km/hでの無人航空機の衝突回避試験を実施
― 搭載した各種センサーで有人ヘリコプターを探知し自律的に衝突を回避 ―
https://www.avio.co.jp/news/html/190725.html
本リリースに掲載されている内容は、発表時のものです。
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