医用サーモグラフィ F50ME
医用サーモグラフィ F50MEは、国内で唯一ポータブル型として医療機器認定※1 を取得したサーモグラフィです。
サーモグラフィは、人体が自然に放射する熱を可視化できるため非侵襲な装置です。
人体にセンサーなどを張り付けず、非接触で表面温度分布をリアルタイムに表示できます。
人体に負荷をかけずに体表面温度の熱分布が計測できる、人にやさしい装置です。
医用サーモグラフィ F50MEの特長
◆ポータブル
バッテリ駆動で院内のさまざまな場所で利用できます。
(連続稼働時間:4時間)
◆フリーアングル
カメラは110gと小型軽量。さまざまアングルの撮影が可能です。
◆フォーカスフリー
フォーカスを設定しなくてもクリアな熱画像を表示します。
測定距離:40~270㎝
◆視認性に優れた画像表示
表示画素数 57,600画素、温度分解能 0.06℃以下。
見やすい熱画像を表示します。
◆大きな表示画面
熱画像を表示する画面は、10インチ。
◆報告書出力
撮影後、定型報告書をPDFで出力できます。
データは、取り出し出し可能なmicroSDカードに保存できます。
◆3つの計測補助機能
通常計測モード:熱画像表示、保存画像表示
熱負荷試験モード:トレンド温度と回復率の表示
患者ID管理:患者ID(患者名、患者ID、生年月日、性別)の登録と患者IDで画像を検索
◆自己診断機能
電源を入れると自己診断をおこないます。定期校正の期限も表示。
熱画像表示例
患者情報表示
BOX温度表示(10領域)
ポイント温度表示 10点
熱拡大表示
医用サーモグラフィ F50MEの仕様
製品仕様
型名 | F50ME |
---|---|
検出器 | 2次元非冷却マイクロボロメータ |
測定温度範囲 | 0 ~ 50℃ |
温度分解能 | 0.06℃以下 |
フレームレート | 7.5Hz |
表示画素数 | 240(H)×240(V)画素 |
測定視野角 | 37.5°×37.5° ±3.5° |
測定距離範囲 | 40cm ~ 270cm |
フォーカス | 固定 |
空間分解能 | 2.8mrad |
電源 | AC100V(ACアダプタ経由) (バッテリ駆動時間:4時間) |
外形寸法(mm) (接続ケーブル、突起部除く) |
カメラヘッド:32x42x133 コントローラ:197(W)x272(H)x19.5(D) |
質量 | カメラヘッド:約110g コントローラ:約1,200 g |
標準添付品 | ACアダプタ、電源コード、スタイラスペン、カメラホルダ ネックストラップ、ミニ三脚、microSDHCカード 取扱説明書(CD)、検査証・保証書 |
- microSDHCはSDアソシエーションの商標または登録商標です
基本情報
品名 | F50ME | 一般名称 | 赤外線サーモグラフィ装置 |
---|---|---|---|
商品コード | 4595989984015 | JANコード | 4595989984015 |
認証番号 | 30600BZX00223000 | JMDNコード | 40803000 |
クラス分類 | クラスⅡ | 類別名称 | 器12 理学診療用器具 |
特定保守 | 該当 |
診療報酬
検査名称 :サーモグラフィ検査 点数 200 点(記録に要する費用を含む)
- 負荷検査を行った場合は、負荷の種類、回数にかかわらず所定点数に100点加算
測定距離と視野、1画素の大きさ
測定方法
1.撮影準備
- 電源を入れる
- ウォームアップ
- 患者IDの入力
- 撮影アングルの設定
- 撮影対象者の表面温度を安定させる必要があります。
2.撮影
- 表面温度設定
- 熱画像保存
3.検査データ出力
- 出力画像の選択
- 検査結果出力
関連周辺機器
医用サーモグラフィとは
赤外線は、温度を持つすべての物体から自然に放射されています。
物体の温度が高温になると、放射される赤外線の放射量も大きくなります。
赤外線の検出技術を用いて体表温度の分布をリアルタイムに可視化する医療機器が、医用サーモグラフィです。
表面の温度分布がわかると、炎症や血行障害の範囲などを確認できます。
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