木質燃料や石炭の
自然発火現象の予兆を検知

＜木質バイオマスや石炭の発火問題＞

カーボンニュートラルを求められている今、木材由来のバイオマス燃料の生産量増加とともに、
様々な要因で貯蔵庫や設備機器内での火災が増加傾向にあります

＜一般的な監視場所＞

• ヤード／ピット
• 搬送用ベルトコンベア／プーリ
• 貯蔵サイロ／バンカー

■主な火災原因

・木片チップ等が発酵して発生した熱が原因の発火

・木質ペレットが発酵して発生した可燃性のガスや、
　木質ペレットが砕けて粉末状になった粉塵が原因の爆発による発火

・ペレットやチップを運ぶベルトコンベアの駆動プーリや、破砕機の潤滑油に付着し引火

・輸入木材チップに混入する不純物による発火

・施設内で発生した静電気や火花が木片チップや石炭に引火

＜温度監視によって発火の予兆検知＞

一般的な火災報知器は、発火後の煙や炎に反応するため、出火を未然に防ぐことは困難です。
サーモグラフィカメラでの監視にて、任意に定めた警報温度を超えた場合に、
警報を通知することにより 出火前の防災対策が可能となります。

■提案事例

・貯蔵木片チップなどの発火監視

・木質ペレットなどを運ぶベルトコンベアを発火監視

推奨機種

• 発火監視システム

可視カメラ搭載　WEBブラウザ制御・遠隔監視用

• N50シリーズ