J-2. 高速搬送ベルト異常温度検出システム
概要
本システムは、ベルトコンベアで高速搬送中のコークスやチップの異常発熱を非接触型で検知する監視システムです。温度センサとして赤外カメラを使用し、最高0.1℃の微小な温度差を検知することができます。また、高速で移動する発熱物をリアルタイムに監視しながら、異常温度値をアナログ出力します。表面温度の状態は、赤外線カメラに接続されたモニタでリアルタイムに確認することができます。
特長
- 移動体の温度を高速で検知し、警報を出力
- 小さい物体の温度も精度良く測定
- 簡単な設置
- 粉塵・高温環境で使用可能
メリット
- べルト火災を初期の状態で検知可能
- 2m/sec以上の高速ベルトで異常温度の検知が可能
- 落下中の状態を監視することで、内部の発熱物も検出可能