K-2. 電波暗室内温度監視システム
概要
通信機に於ける電磁波の指向性や強度測定を外部から電波影響がない電波暗室で行いますが、強力な電波を使用する通信機を使用した場合、稀に電波暗室壁面が加熱され火災が発生することがあります。本システムは、通信試験中に電波暗室壁面を熱画像カメラで計測することにより、異常発熱部位を検知することができるため、火災の未然防止が行えます。
特長
- 監視エリアをブロック分割し、ブロックごとに監視
- 電波暗室壁面(正面、左右側面)を3台のカメラで異常温度監視
- コンピュータで判定を行い、警報時は外部へ接点出力
メリット
- 目に見えない発熱を検知出きるため、火災の防止が可能