勘合時のワークの隙間を
埋めながら接合したい

隙間のある溶接に有効なファイバレーザ・サーキュレーション溶接

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お困りごと

シャフトとスリーブの端面をレーザで溶接したいがビームが細くて隙間を通過してしまう。
このような「すきまばめ」の溶接品質を向上させたい

背景

「すきまばめ」とは

軸と穴の組み合わせの関係で「はめあい」の一種。穴寸法が軸寸法より大きい状態でありその差のすきまのこと。JISでは基準径に対して穴径、軸径の許容寸法を規定している。

  • 例:最大すきま(基準径Φ30mm 穴H8、軸f8の場合)
  最小 最大
穴許容寸法[mm] 0 0.039
軸許容寸法[mm] -0.025 -0.064

最大すきま=0.039+0.064=0.103
最大すきまが大きい場合、ビームが細いため隙間を通過し溶接不良となる。
AVIO シングルモードファイバレーザ ビーム径:0.02~0.04mm

解決アイコン

解決策

ガルバノスキャンによるサーキュレーション溶接をすることで、隙間のある溶接の品質を向上させます

ガルバノスキャンにてビームスポットを円弧状に高速回転させながらスキャンし、
信頼性の高い溶接を行います

Point
  • サーキュレーション溶接
    • ビームスポットを円弧状に高速回転させながらスキャンし、隙間を埋めながら連続溶接
サーキュレーション溶接
  • 参考 サーキュレーション溶接はスパッタを減らす効果もあります

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