YAGレーザ溶接機
YAG レーザ溶接機 LW-Y8 / LW-Y20 / LW-Y50 / LW-Y150 / LW-Y300

精密金属溶接で活躍!
電子部品の精密溶接に最適なYAGレーザ溶接機です。
- 超精密部品から機構部品まで幅広く対応
5種類のラインアップをご用意 - 安定した高品質溶接を実現
エネルギーフィードバック制御機能搭載 - 多点同時溶接に対応
最大4分岐出力可能 - 溶接品質の確実な管理をサポート
出力エネルギー(J)と平均パワー(W)を同時にモニタリング可能
主な用途 | 励起源 | レーザ媒質 |
---|---|---|
金属溶接(超精密部品から機構部品まで) | フラッシュランプ | Nd:YAG ロッド |
発振波形

ビームプロファイル

ラインアップ
項目 | LW-Y8 | LW-Y20 | LW-Y50 | LW-Y150 | LW-Y300 |
---|---|---|---|---|---|
最大定格出力 | 8W | 20W | 50W | 150W | 300W |
用途 | 電子部品や医療用部品などの精密溶接 | モータなどコイル銅線の端末処理、電池のタブ付け、光部品の溶接など電子部品分野 | 電子部品、医療用部品から自動車部品まで広い分野に対応 | ||
特長 |
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溶接イメージ

発振器構造

仕様
項目 | LW-Y8 | LW-Y20 | LW-Y50 | LW-Y150 | LW-Y300 |
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波長 | 1064nm | ||||
最大定格出力 | 8W (Class 4) |
20W (Class 4) |
50W (Class 4) | 150W (Class 4) | 300W (Class 4) |
ガイド光 | 650nm | ||||
最大エネルギー | 8J/P | 20J/P | 50J/P | 70J/P | |
最大パルス幅 | 20.0ms | 30.0ms | |||
繰り返し | 0.1 - 20Hz | 0.1 - 99 Hz | 0.1 - 200Hz | ||
分岐光学系 | Max 4 | ||||
冷却方式 | 空冷 | 水冷 | |||
電源 | AC200/220V 1Φ 8A | AC200/220V 3Φ 18A | AC200/220V 3Φ 25A | AC200/220V 3Φ 4A | |
外形寸法/質量 | W410 x D845 x H790mm 130kg | W530 x D1170 x H1030mm 250kg | W530 x D1170 x H1030mm 250kg | W650 x D1335 x H1045mm 360kg |
分岐仕様
発振器から出射したレーザを分岐して複数の光路で同時に出射したり、複数の光路で順番に出射することができます。
分岐仕様は、ご注文時に選択可能です。
単一分岐
- 一つの光路からレーザを出射します
- 設定した値のレーザを出射します
時間分岐(2~4分岐)
- 複数の光路から順番にレーザを出射します
- 各光路を切り替えて、設定した値のレーザを出力します
同時分岐(2~4分岐)
- 分岐した光路から同時にレーザを出射します
- 分岐一本あたりの出射エネルギーは、設定値を分岐数で等分した値となります
同時2時間2分岐
- 2光路ずつ順番にレーザを出射します
- 分岐一本あたりの出射エネルギーは、設定した値の半分となります
出射ヘッド
- 光ファイバから出射したレーザ光を集光してワークを加工するヘッドです
- 小型で装置搭載に適した標準タイプと、加工位置をカメラで確認しながら溶接可能なCCDカメラ付タイプなどがあります
- ワーキングディスタンスや高繰返し等の用途に応じて、出射ヘッドの焦点距離やレンズ径をお選びいただけます
注意事項
- 当社のレーザ溶接機は日本工業規格の「レーザ製品の安全基準」および厚生労働省通達の「レーザ光線による障害の防止対策要綱」に準拠しています。
- レーザ溶接機を使用する際は取扱説明書および製品に表示、あるいは添付されたラベルや注意書きをお守りください。
レーザ光線について
- 当社のレーザ溶接機はクラス4レーザです。レーザ溶接機から発射した光を直接目に入れないでください。
物体に反射した反射光や散乱光も大変危険です。目に入らないように注意してください。 - レーザ光を人体に照射すると、重篤な障害をもたらす可能性があります。レーザ光が到達する可能性がある区域は、必ず保護具の着用をしてください。
- レーザ光を空中に照射しないでください。必ず終端させるようにしてください。
- 引火性の物質にレーザを照射しないでください。火災の原因になります。
高電圧について
- フラッシュランプの交換や電源カバーを取り外すときは、電源を切ってから5分以上待ったのち作業を行ってください。
- 筐体のアース端子は必ず接地してください。
レーザ溶接機の扱いについて
- レーザ安全管理者を設けてください。
- レーザ管理区域を設けて管理してください。
- 装置の改造は絶対に行わないでください。
規格等について
- レーザ溶接機の使用に際しては次の規格等を参考にし、安全に作業するよう努めてください。
日本工業規格 JIS-C6802「レーザ製品の安全基準」
JIS-C6801「レーザ安全用語」
厚生労働省通達 基発第39号「レーザ光線による障害の防止対策要綱」
その他参考図書 光産業技術振興協会「レーザ安全ガイドブック」


レーザ接合装置の製品一覧
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