パルスヒートユニットの原理
パルスヒートとは、ヒータチップ/ヒータツールと呼ばれる金属製の加熱体に電流を流し、抵抗発熱を利用して、熱と加圧で瞬間的に、はんだ付け、熱圧着、樹脂溶着を行う当社独自の工法です。
参考情報
基本的な工程フロー
- ヒータチップ・ヒータツール(図1参照)を対象ワークに押し当てて加圧します。
- 加圧したままヒータチップ・ヒータツールに電流を流し常温から任意の設定温度に昇温させます。
- 設定した時間加圧と加熱を保持します。
- 設定した時間が経過したら通電を終了し、設定温度まで冷却したら加圧を解除します。
- ヒータチップ・ヒータツールは常温に戻ります。(図2参照)
パルスヒートの特長
温度のコントロールはヒータチップ/ヒータツールの温度をフィードバックして、設定した温度プロファイルを忠実に再現します。
- 温度の立上がりが速く、温度の再現性がよい。
- プリ・メインヒートなど温度プロファイルが容易に実現できる。
- 局部加熱のため、周囲への熱影響が小さい。
- 押さえつけたまま冷却させるため、浮きよる未接続がない。
- 作業者の熟練度に左右されない。
パルスヒートユニットの原理紹介ムービー
本ムービーには音声が含まれていますので、音量にご注意ください
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