ベントフィルタとエンジニアリングプラスチックの溶着

防水が必要な電気部品などのエンプラ製ケースの内圧調整用ベントフィルタの溶着に使われています

加工方法:樹脂加工

エンプラの溶着の課題

融点が高いエンプラを高温で安定して溶着させることが難しい。
エンプラケースの内圧調整用に開けた穴を、PTFE多孔質膜を素材としたベントフィルタ(呼吸膜)でふさぎパルスヒート装置により溶着します。

エンプラと呼吸膜の接合例
エンプラと呼吸膜の接合例
ベントフィルタ溶着用ヒータチップ
ベントフィルタ溶着用ヒータチップ

パルスヒート装置で解決

パルスヒート装置の温度制御波形

パルスヒート装置は、任意に設定した加熱温度と時間でリアルタイムに制御するため、安定して高品質に溶着することができます。
エンプラの融点までヒータチップの温度を上げることで、エンプラの樹脂が溶けベントフィルタに溶着し、接合が実現します。

紹介動画

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